【参考あり】釣り船に乗る前に知っておきたい季節ごとの服装選びのコツ
釣り船に乗ったことがない方々は、「どのような服装が最適なのか?」という疑問があると思いますが、服装に特別な決まりはありません。
しかし、海上は陸地に比べて体感温度が低く(高く)感じることが多いため、季節に適した服装を選ばいないと、不快な思いのなかで1日を過ごすことになります。
そこで、この記事では釣り船における服装の基本と、季節ごとの適切なアイテム選びについてご紹介していきますので、釣行前にチェックしておきましょう。
季節別の服装ガイド:春夏秋冬ごとに、服装の選び方やおすすめのアイテムを紹介
船釣りを一年中楽しむためには、季節に応じた服装の選び方を理解することが重要です。
ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に適した服装のポイントと、おすすめのアイテムを紹介します。
春:脱いだり着たりを繰り返す時期
春は陸上よりも海上のほうが気温が低く感じることがありますので、以下のようなナイロンジャケットを持っておきましょう。
軽くて暖かい素材のナイロンジャケットを選ぶことで、冷たい風から身体を守りながら、動きやすさも保つことができます。
また、春の船釣りでは、脱いだり着たりを繰り返すことが多いので、ナイロンジャケットだと春特有の気候変動にも対応しながら、快適に釣りを楽しむことができます。
夏:日焼けを気にしないなら何でもOK
夏は日差しが強く、紫外線による肌や目への影響が懸念されるので、紫外線が気になる人は通気性のいい長袖シャツ・長ズボンがおすすめです。
日焼けを気にしないなら何でもOK
日焼けを気にしない人ならぶっちゃけ夏の服は何でもOKです。
特に男性は写真のように「Tシャツ・短パン・滑り止めのスリッパ」という人は多いです。
女性はTシャツや短パンの下に薄手の長袖やレギンスを着用し、帽子や手袋で日焼けをフルカバーしている人が多いです。
秋:春と同様に最適な服装を選ぶのが難しい季節
※2023年の10月なので、ちょっと暑い
秋は1日のなかで気温が大きく変動することがあり、特に朝晩は冷え込みが厳しくなるため、体温調節が容易な服装が重要になります。
重ね着しやすい服装が最適
秋の釣りでは春と同じように重ね着しやすい服装を選ぶことをおすすめします。
たとえば、軽いインナーにフリースやセーターを重ね、さらに必要に応じてナイロンジャケットを着用するなど、気温の変化に柔軟に対応できるようにしましょう。
秋も脱いだり着たりする回数が増えるので、とにかく重ね着しやすい服を持っておきましょう。
冬:超重要!陸とは比べ物にならないぐらい寒い
冬の船釣りでは低温や冷たい風、ときには雪や雨に対処するために、厚手の防寒着が必須になります。
冬はアウトドア用の服を購入しておきましょう
冬に釣り船に乗る人は上記のような「防水加工・裏フリース・フード付き・防風性と防寒性を備えたもの」がおすすめです、というよりも必須です。
また、真冬だとこれだけでは不十分なので、保温性の高いインナーも着用してください。外の寒さに影響されにくく、体温が上下するのを防ぐため、防寒の役割を果たしてくれます。
肌感にはなりますが、天気予報の最高気温が12度前後までしか上がらないのであれば、徹底した防寒着にしておいて損はないです。
なお、»【インナーはダサくてOK】冬の船釣り必勝ガイド!快適&暖かい服装の完全選択で冬に最適な服装を解説していますので、時期が来たらチェックしてみてください。
オールシーズンあったほうがいい物
オールシーズンあったほうがいい服装や持ち物をご紹介します。
必須ではないですが、繰り返し釣りに行く人は持っておいていいかもです。
【必須】ライフジャケット
2018年2月から小型船舶でのライフジャケット着用が法的に義務化されていますので、購入するか利用する遊漁船からレンタルしてもらいましょう。
雨具は常備しておいて損はない
船釣りをする際、突然の天候変化に備えて、防水性の高い雨具の準備は非常に重要です。
特に海上では、晴れていると思っても急に雨が降り始めることがあります。そんなときに備えて、雨具を持参することで、雨による不快感を軽減し、釣りをつづけることができます。
上下セパレートタイプのレインウェアがおすすめ
- 激しい雨が予想される日には、上下セパレートタイプのレインウェアが特におすすめです。このタイプのレインウェアは、動きやすさを重視して設計されており、船の上での活動に最適です
- 上下別々に着脱できるため、天候や体温の変化に応じて柔軟に対応できます。また、耐久撥水加工が施されているものを選ぶと、長時間の雨にも効果的に対応できます
雨具を選ぶ際は、防水性に加えて、通気性も考慮することが重要です。
蒸れにくい素材を選ぶことで、快適に長時間の釣りを楽しむことができます。また、レインウェアの色は明るい色を選ぶと、視認性が高まり、安全面でもメリットがあります。
偏光グラスorサングラス
日光が海面に反射して眩しい日が多いため、偏光サングラスの着用が推奨されます。これにより水中が見やすくなるだけでなく、目を保護する効果もあります。
必須ではないですが、持っておいて損はないです。
もちろん、釣りが趣味になる人は買っておいて損はありません。
なお、釣り用の偏光グラスは高額なので、普通のサングラスでもOKです。
日焼け止め
紫外線は夏だけでなく春、秋、冬でも存在するだけではなく、海上は水面からの反射によって紫外線の影響が陸上よりも強くなりやすいです。
また、開放的な空間では直接日光が当たりやすくなるので、日焼けが気になる人は常備しておきましょう。
オールシーズン対策を心がけることで、長時間の釣りでも安心して楽しむことができます。
日焼けが気になるなら帽子は必須
強い日差しや突然の雨から頭部を守るため、帽子は非常に重要で、釣り針などが誤って頭部に当たる事故を防ぐ役割も果たします。
また、船の上は非常に日焼けしやすい環境なので、「日焼けが気になる」という人は必須になります。
繰り返し利用するなら買っておこう
これらのアイテムを備えることで季節を問わず、安全かつ快適に船釣りを楽しめるので、繰り返し釣り船に乗る予定があるなら買っておきましょう。
釣り船に最適な服を購入する場所
釣具店で売っているアウトドア用の服を無理に購入しなくてもOKです。
釣具店に置いてある服は、シマノやダイワといったメーカーが販売しているものが多いので高額になりやすく、冬用を揃えると10万円を超えます。
Amazonなどで「アウトドア ジャケット レディース(メンズ) 」などで検索すれば、釣具店に置いてあるものより安く購入できますので、下記のリンクからチェックしてみてください。
まとめ:釣果情報やインスタをチェック!
適切な服装と装備を整えることで、季節を問わずどんな天候でも釣りを楽しむことができます。
繰り返しですが、冬の服装は重要なので、今回紹介した「防水加工・裏フリース・フード付き・防風性と防寒性を備えたもの」は必ず用意しておきましょう。
なお、当サイトの»釣果情報や»インスタで乗船された方の服装をチェックできるので、どんな服を買えばいいのか悩む人は参考にしてください。