【家族連れに最適】五目釣り入門ガイド:初心者のための基本とスタートのコツ
五目釣りの五目とは5種類の意味ですが、転じて対象を絞らずに何でもコイの釣りを意味し、複数の魚種を狙うスタイルを指します。
この釣法は楽しむことを目的としているので、玄人向けの釣りではなく、基本的に堤防から釣ることが主になるファミリーフィッシングなどが五目釣りになります。
なので、「釣りをしたことがない」という人に対して「とにかく何でもいいから釣らせたい」となれば五目釣りが最適です。
なお、初めての海釣りは五目釣りだったという人が多いぐらい、ビギナーに最適なスタイルです。
五目釣りに必要なタックル:エントリーモデルでOK
五目釣りを楽しむために必要なタックルは以下のとおりです。
- ロッド(釣竿): 五目釣りでは、狙う魚種や釣り場によって異なる長さや硬さのロッドが必要になります。一般的には、中硬から硬めのロッドが多目的に使用でき、扱いやすいです。
- リール: ロッドと同様、リールも釣りの種類によって選ぶ必要があります。スピニングリールは初心者にも扱いやすく、多様な釣りに適しています。五目釣りでは、耐久性と操作性の高いリールを選ぶことが重要です。
- 釣り糸: 釣り糸の選択は、狙う魚種のサイズと釣り場の環境によって異なります。五目釣りをこれから始める人ならナイロンラインが多用途に使えます。ラインの太さや強度は、ターゲットとする魚種に合わせて選びましょう。
これからを揃えればタックルはOKですが、「どれを買えばいいのか」という疑問が出てくると思いますので、釣具店に出向きエントリーモデルを購入すれば問題ないです。
各メーカーから初心者向けのタックルが販売されているので、釣具店で「五目釣りを始めたいです」「釣りは初心者です」と店員さんに伝えればエントリーモデルを案内してくれるはずです。
メーカーは大手のシマノかダイワでいいかと思います。「竿・リール・糸」を購入しても1万前後で揃います。
なお、安いからとメーカー不明のタックルをネットで購入するのはNGです。耐久性がないのですぐダメになります。あと、釣具店ならタックルを購入したあと、解説つきでセッティングしてくれます。
エサは500円前後で揃います
五目釣りに使われるエサは「ゴカイ・イソメ・シラサエビ・オキアミ」が一般的です。これらも釣具店で確保でき、料金は1パック500円前後になります。
なお、ゴカイやイソメは虫系のエサなので、苦手な人はシラサエビかオキアミがおすすめです。
仕掛けは胴突き仕掛けがベター
仕掛けは図のような「胴突き仕掛け」と呼ばれるものでOKです。
胴突き仕掛けとは、一番下の部分にオモリがくる仕掛けを言い、魚のアタリも分りやすく、セットで販売されている物も多いので、初心者の人におすすめです。
仕掛けは5セットあれば安心
各メーカーから針や重りがセットになったものが販売されているので、初心者の人はセットになっている物がおすすめです。
ただし、仕掛けは高確率でなくなるので複数用意しておきましょう。
一人につき5セットあれば安心かと思います。
五目釣りに最適な場所:堤防がおすすめ
堤防釣りはアクセスしやすく、多種多様な魚種に出会えるため、五目釣りに最適な場所のひとつです。
また、堤防の近くには公園があったりするので家族で出向くにも最適です。
なお、「どこの堤防に行けばいいのか分からない」という人は釣具店で道具を購入する際、店員さんに聞いてみればOKです。
ファミリー向けな場所や、初心者向けの場所など、いろいろ教えてくれます。
タックルを購入するのがめんどくさい人は遊漁船がおすすめ
五目釣りをやってみたいけど「タックルを購入するまででもない」「とりあえず釣ってみたい」などの人は、遊漁船がおすすめです。
遊漁船なら手軽に始めれる
- タックルのレンタルがある
- 仕掛けは全て準備してくれる
- 釣れた魚の処理もしてくれる
- トイレなどの設備も揃っている
- 釣りの知識が手に入る
このように、遊漁船は手軽に釣りを楽しめる環境を提供してくれます。
また、数回しか釣りに出かけないならタックルを購入するよりもお得になるケースが多いです。
五目釣りでよくある質問(FAQ)
まとめ
五目釣りは、さまざまな魚種を狙うことで、釣り本来の楽しさや技術を磨く絶好の機会を提供し、誰でも簡単に挑戦できる釣りです。
まずは基本的な装備として、エントリーモデルを揃えつつ、堤防に出向いてみてください。「道具を揃えるのはちょっと……」と思う人は遊漁船を検討してみましょう。
そして、五目釣りは「とにかく何でもいいから釣りたい」という人にとって最適な釣法なので、初心者が魚をキャッチしやすいスタイルです。