初心者向け: ライトショアジギングで成功するためのステップバイステップガイド

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初心者向け: ライトショアジギングで成功するためのステップバイステップガイド
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船長:桃谷

当記事は広島を拠点としている遊漁船「桃兵衛(ももべえ)」のオフィシャルブログです。少しでも遊漁船に興味がある人に向けて釣りの楽しさを伝えています。

ライトショアジギングへの興味を抱え、どこで、どのように始めればいいのか、どんな楽しみ方があるのか疑問に思っているあなたへ。


この記事は、初心者が抱く疑問や悩みに答え、実践的な知識と技術を提供します。


基本的な装備選びから、効果的なキャスティング方法、最適な釣り場の見極め方、そしてコミュニティとの関わり方まで、ライトショアジギングの魅力を余すところなく紹介します。


この記事を通じて、あなたもライトショアジギングの楽しみを全身で感じ、釣りの新たな世界へと一歩踏み出してみましょう。

目次

ライトショアジギングとは?

ライトショアジギングとは、岸辺から手軽に楽しめる釣りのスタイルで、初心者やカジュアルなアングラーに人気があり、その魅力は多岐にわたります。


この釣法は、比較的軽量で操作性に優れたタックルを使用して快適に楽しむことができ、狙える魚種の多様性もライトショアジギングの大きな魅力のひとつです。


まずはその魅力と、どのような魚を狙うことができるのかチェックしてみましょう。

ライトショアジギングの魅力

ライトショアジギングの最大の魅力は、その手軽さとアクセシビリティにあり、重い道具を持ち運ぶ必要がなく、初心者でも簡単に始めることができます。


また、ライトショアジギングは短時間で多くのアクションを試すことができ、積極的に魚を誘う楽しさがあることや、季節や時間帯を問わず、さまざまな場所で釣りを楽しむことができるのも大きな魅力です。

ライトショアジギングで狙える魚

ライトショアジギングで狙える魚は、主に青物や根魚がターゲットになります。

青物は引きが強い!

スクロールできます

ハマチ

ハマチは体長は50cm前後で、ライトショアジギングで人気のターゲットです。引きが強く、初心者でも十分に楽しめます。

カンパチ

カンパチは体色が青みがかった銀色の魚で、引きはハマチよりもさらに強く、大物になるとファイト時間が長くなるため、十分な体力と準備が必要です。

サゴシ

サゴシはサバ科に属する魚の一種で、体長は40cm前後になります。引きはハマチやカンパチほど強くはありませんが、回遊していることが多いため、数釣りが楽しめます。


根魚は、岩礁帯や砂地帯などに生息する魚

スクロールできます

カサゴ

カサゴは、体長が20cm前後で、体色は茶褐色から黒褐色で、岩礁帯の隙間や穴ぐらに身を潜めています。

メバル

メバルは、体長が20cm前後で、体色は銀色に黒い斑点があり、岩礁帯の根元や砂地に生息しています。

アイナメ

アイナメの体長は通常30cm程度ですが、大きいものでは60cm近くに達することもあり、手応えのいい引きと美味しい食味が特徴です。


とはいえいろいろ釣れます

その他にも、マゴチやイサキ、タチウオなどもライトショアジギングで狙える魚で、季節や時間帯によって釣れる魚も異なるので、さまざまな魚を狙って楽しむことができます。

ライトショアジギングのための基本装備

ライトショアジギングには特定の装備が必要です。
ここでは、必要なタックルとしてロッド、リール、メタルジグ、PEラインについて説明します。

ロッドは9フィート以上が定番

ロッドの選び方は非常に重要で、長さ、硬さ、重さがポイントです。


長くなるほど遠投が容易になりますが、それに伴い自重も増え、長時間の使用は疲れやすくなります。


ロッドは釣り場に合わせて適切な長さを選ぶことが大切で、たとえば、堤防からは9フィート~10フィート、サーフでは10フィート~11フィート、テトラや磯では10フィート以上がおすすめです。
※9フィート=2.74m
※10フィート=3.05m
※11フィート=3.35m



また、硬さはM(ミディアム)かMH(ミディアムヘビー)が一般的なライトショアジギングに適していますので、初心者の人はこのあたりから選択してみましょう。

リールは4000番がおすすめ

ライトショアジギングにおけるリール選びでは、4000番のスピニングリールが標準とされています。


このサイズのリールは、メタルジグのキャストやしゃくり動作に必要な強度と剛性を備えており、リールへの負担を適切に処理することができます。


また、青物などの強い引きにも耐えうる構造であるため、ライトショアジギングでの使用に最適です。


ギア比に関しては、メタルジグをメインに使用する場合はHG(ハイギア)のギア比が適していると言えます。これは、メタルジグを迅速に回収し、繊細なアクションを加えることができるため、釣果を向上させるのに役立ちます。

ギア比が分からない人はチェック

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メタルジグは30gが定番

メタルジグはライトショアジギングにおいて中心的な役割を果たすルアーでさまざまな形状や重さがあり、これらを状況に応じて選ぶことが重要です。


一般的に、ライトショアジギングでは20gから40gのメタルジグが多用されます。軽めのジグ(20g〜30g)は水面近くや浅い場所での使用に適しており、特に小型の魚や活性が高い魚を狙うのに効果的です。


一方、重めのジグ(30g〜40g以上)は、深い場所や強い潮流の中での釣りに適しており、大型魚や活性が低い魚を狙う際に有効です。


また、ジグの形状はスタンダードな物からリーフ型など、さまざまあり、それぞれ水の抵抗や動きが異なります。


したがって、狙う魚種や釣り場の特性を考慮して、適切な重さと形状のメタルジグを選ぶことが、釣果を左右します。

PEラインとリーダーにフロロカーボンラインをセット

ライトショアジギングにおいてPEラインは、その強度と薄さから重要な役割を担います。


標準的な選択としては、PE1号(20lb)が一般的です。このサイズのラインは、適度な強度と感度を備えており、さまざまな状況や魚種に対応できる汎用性を持っています。


さらに、PEラインの末端にはリーダーとして5号(20lb)のフロロカーボンラインを使用することが推奨されます。フロロカーボンラインは、その透明度と摩耗に対する強さで知られており、魚にラインが見つかりにくく、また根掛かりや魚の歯による擦り切れにも強いため、ライトショアジギングに最適です。


堤防やサーフなど、さまざまな釣り場での使用に適しているため、PE1.5号とフロロカーボン5号の組み合わせは、ライトショアジギングを行ううえでスタンダードな選択肢と言えるでしょう。

初心者のためのライトショアジギングのテクニック

ライトショアジギングを始める初心者にとって、キャスティング方法とルアーの使い方は非常に重要です。


正しい技術を身に付けることで、効率的にターゲットとなる魚種にアプローチし、成功率を高めることができます。

基本的なキャスティング方法

キャスティング、つまりルアーを投げる技術にはいくつかのポイントがあります。


初心者にとってまず重要なのは、オーバーハンドキャストの基本を身に付けることで、キャスティング時には、ルアーの重みを感じた瞬間にラインから指を離すタイミングが重要です。


タイミングが早いとルアーは高く飛び、遅いと低い弾道になります。また、竿を振る際には押し手と引き手をバランス良く使い、腰の回転を利用して力を効率的に伝えることが大切です。


リールの位置や投げる角度も飛距離に影響するため、胸の上くらいの高さを意識して投げるといいでしょう。リールは上向きに保ち、まっすぐ振り下ろすことがポイントです。

効果的なメタルジグの使い方

効果的なライトショアジギングでのメタルジグの使い方にはいくつかの基本があります。


まず、メタルジグにはさまざまな形状や特性があり、「ただ巻き」でシンプルに使用するもの、激しく動かしてアピールを重視するもの、そして落下時にナチュラルな動きを見せる「フォール重視」のものなどがあり、状況に応じてこれらの特性を理解し、適切なジグを選ぶことが重要です。


また、ジグとリーダーを結ぶ際には「スナップ」を使用することで、ジグ本来の動きを最大限に引き出すことができます。これにより、さまざまなトラブルを回避し、ジグ交換も容易になります。

最初は近所で練習する

まったくの初心者の人は、ライトショアジギングを始めるにあたり、遠くの釣り場に行く前に、まずは近所で練習することをおすすめします。


というのも、そもそも投げれないと釣りになりませんので、最初は大きな釣果を狙うよりも、技術の基礎を固め、ライトショアジギングの感覚を掴むことに焦点を当てましょう。


なお、練習のとき「ロッドやリールをどのように動かすとメタルジグがどう泳いでいるのか」といったこともチェックしておきましょう。

ライトショアジギングに最適な釣り場の選び方

ライトショアジギングに最適な釣り場の選び方には、環境の特徴を理解し、安全性を優先することが重要です。


ここでは、ライトショアジギングに適した場所と安全な釣り場の見極め方について説明します。

ライトショアジギングに適した場所

ライトショアジギングに適した場所は、まず潮通しがいいことが大切です。


これは潮の流れが速いことを意味し、魚が活発に活動する環境を提供します。海峡部や半島の先端、堤防やサーフ、地磯(じいそ)などが理想的です。


また、エサとなる小魚が豊富な場所を選ぶことも重要です。小魚が多い場所は、ターゲットとなる魚も集まりやすくなります。

最初は安全な場所でトライしよう

安全な釣り場の選び方には、足場の安定性やアクセスの良さが重要です。


滑りやすい岩場や急な崖、高波の危険がある場所は避け、堤防やサーフなど比較的安全にアクセスできる場所を選びましょう。


また、地元の釣り人や釣具店での情報を参考にすると、現地の安全情報や状況をより詳しく知ることができます。安全第一で釣り場を選ぶことで、快適かつ充実した釣り体験が得られます。

なお、場所は»アングラーズとかでも検索できます。


ライトショアジギングの楽しみ方

ライトショアジギングの楽しみ方には、実際に魚が釣れる喜びと、釣りコミュニティとの関わり合いが含まれます。


これらは、釣りの体験を豊かにし、継続的な趣味としての魅力を高めます。

とにかく釣れたら分かる楽しさ

ライトショアジギングで魚が釣れる瞬間は、格別な喜びをもたらします。


魚が釣れたときの興奮や達成感は、他の何ものにも代えがたいものです。また、自分の技術や知識が結果として現れる瞬間でもあり、釣りをつづける大きな動機になります


この喜びを経験することで、ライトショアジギングの楽しみが深まります。

コミュニティとの関わり方

釣りコミュニティへの参加は、ライトショアジギングをより楽しむための重要な要素です。


同じ趣味を共有する仲間との交流は、新たな知識や技術の習得、情報共有の場となり、釣りを通じたコミュニケーションが趣味の楽しさを倍増させます。


地元の釣りクラブに参加することや、オンラインフォーラムで情報を交換することから始めてみてください。

まとめ

ライトショアジギングは、海岸からの軽量なジグを用いた釣りで、初心者から上級者まで幅広く楽しめるスタイルです。


基本となるのは、適切なロッドとリールの選択、そして1.5号程度のPEラインとフロロカーボンのリーダーを使用すること。メタルジグの使い方には、ただ巻きからアクションをつけるテクニックがあり、魚種や環境に合わせてジグを選びます。


キャスティング技術の基本は、バランスの取れた投げ方で、練習は近所の安全な場所から始めることが推奨されます。また、釣り場選びには潮通しのいい場所を選び、地元の情報を活用することが重要です。


基本をマスターしつつ安全に楽しみながら、この釣りの世界を堪能しましょう。

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